住まいの外装リフォーム
母屋は築40年余り、和風建築です。
東面1・2階に丸桁を使用した広縁を配しています。
さらに25年前に子供室等大洋室を2階に2間、1階に応接室とダイニングキッチンを増築。母屋と合わせた床面積は70坪あまりの大きなお住まいです。
今回のリフォームは外壁が木製タテ張りの為全面塗り替えと2階部分東面の大型テラス戸を木製建具からアルミサッシへの変更が主要な点です。七里ガ浜という土地柄、塩害による傷みは霧除け屋根庇の銅板葺きをボロボロに腐食させておりました。屋根庇8ヶ所を銅板葺きからカラーステンレスに、横樋の受金物も鉄製からステンレス製に50本以上取替致しました。足場バラシを終えて無事完了致しました。
・塗装工事
建坪70坪以上の建物も母屋は20年ぶりの塗替え完了。写真は養生シートを取り外したところです。
風格ある丸桁を使ったゆったりとした1階広縁はお施主様の希望で木製建具をそのまま塗替えました。
ささらごの木製建具(鏡板)も防腐の為、キシラデコール(防腐・防カビ・防虫効果のある塗料)を塗装。
入母屋の玄関部分もお化粧直し完了。左側が増築部分、右側が母屋部分です。
木製の下見板も明るくすっきりした色なので大変喜ばれました。
・アルミサッシ工事
25年前増築部の鉄板の雨戸・戸袋鏡板も塩害で腐食が進んでいたので取替えます。
戸袋用鏡板も25年前の製品を特注オーダーにて新品に取り替えました。
母屋部分は40年余り前の建物。2階部分のテラス戸は木製建具からアルミサッシに取替し、テラス用の手摺を取付ることで安全面も完璧です。
テラス用手摺の搬入作業中
奥に見えます戸袋と雨戸パネルは塩害に弱いスチール製ではなくオールアルミ製の8枚入り特注品です。
LIXILのロイヤル手摺、12尺+9尺の2連結を1本1本採寸・加工の上取付。
ヒロセの技術社員が取付奮闘中。
銅板葺きの霧除け屋根も塩害により腐食が進んでいました。
カラーステンレスにて霧除け庇も8ヶ所葺替え完了しました。